失敗しないオーダースーツの選び方|その2. 価格

前回の記事に続き、5シリーズにわたってお届けしている「失敗しないオーダースーツの選び方」
2記事目である今回は【価格】についてです。

※もし「オーダースーツは高い」というイメージをもたれている方は、コチラの記事から読まれることをオススメいたします。

目次

  1. オーダースーツの価格はどうやって決まるの?
  2. 「オーダースーツは価格が高いほど良い」はウソだった!
  3. まとめ

1. オーダースーツの価格はどうやって決まるの?

オーダースーツの価格って、お店によってバラバラだなぁ……。
同じ仕立て方でも価格が違うのはナゼ?

あなたは、オーダースーツの価格について、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
その答えは【オーダースーツの価格の内訳】を紐解くことで見えてくるんです。

一般的に、オーダースーツの価格は大きく分けて以下の3つで決まると言われています。(※お店によって異なります)

  • 縫製
  • 生地
  • ブランド

つまり、ハンドメイド+繊維の細い生地+高級ブランド=高価格という方程式が成り立つのです。

これだけを読むと「やっぱり、高価格であればあるほど良いスーツなのか……。」と感じてしまうかも知れませんが、実は(ハンドメイド+繊維の細い生地+高級ブランド=高価格)=良いスーツ という方程式は成り立たないのです!

この理由については、次項で詳しくお伝えしていきます。

2. 「オーダースーツは価格が高いほど良い」はウソだった!

さて、前項では(ハンドメイド+繊維の細い生地+高級ブランド)=良いスーツ という方程式は成り立たないとお伝えしました。

つまり、オーダースーツは価格が高ければ高いほど良いワケではないということです。

もちろん、ベテラン職人のフルハンドメイドや最高級な生地を選べば、価格とともに品質も上がります。
でも、その最高級レベルの品質は、今の自分が求めているスーツに必要なのでしょうか?

例えば、オーダースーツをビジネスシーンで長く着用したいと考えている人が繊細な生地を選んでしまうと、着用頻度にともなって傷み方が早くなる可能性があります

これでは、「オーダースーツをビジネスシーンで長く着用したい」という本来の目的は達成されないため、「良い」スーツとは言えません

したがって、オーダースーツをビジネスシーンで長く着用したいならば、繊細な生地ではなく、化学繊維が混紡された、ある程度の強度を維持した生地を選ぶ方が良い場合があるんです。

このように、オーダースーツを注文する際は、価格に惑わされず、自分の目的(用途)に合った素材やデザイン、縫製を選ぶことを意識していただきたいのです。

(改めて、前回の記事内容である【目的】を決めることは大切だなぁ〜と感じました。笑)

3. まとめ

失敗しないオーダースーツの選び方|その2. 価格 はいかがでしたでしょうか?
みなさんが自分に合ったオーダースーツを選び、より豊かな人生を送るキッカケになれば嬉しいです。

それでは、次記事 失敗しないオーダースーツの選び方|3.サイズでお会いしましょう!

 

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