スラックスの着こなしについて

ムシムシ、ジメジメして暑苦しい季節ですね…

 

 

この時期になるとビジネスでもできるだけ涼しい格好を探しますが、トップスばかり気にしていませんか?

 

意外とボトムスはないがしろになっている方も多いのではないでしょうか。

 

汗で、股部分が擦れてしまったり、蒸れてしまったり、気がついたらパンツがシワシワになっていたり(?)なんてことも考えられます。

 

ボトムスもこの暑くてジメジメした時期にふさわしいアイテムを選ぶべきです。

 

夏のビジネススタイルにふさわしい通気性や、シワになりにくさなど快適に過ごせる機能を装備したものを選ぶことが理想的ですね!

 

製作

 

涼しくて快適な一本を手に入れるために、押さえておくべきポイントをご紹介したいと思います。

 

  • 吸水速乾や通気性に優れている素材
  • シワになりにくくてキープできる生地
  • いつでも清潔な履き心地を出すことができるウォッシャブル機能

 

特にこの3点があげられます。

 

・吸水速乾や通気性に優れている素材

まず、チェックするべきポイントは、夏でも快適な履き心地であるのかが重要です。

 

それを大きく左右するのが素材です。

 

履き心地が快適だと見た目も涼しげな印象を与えることができますね!!

 

・シワになりにくくキープできる生地

他の季節の比べて、夏はシワになりやすいです。

 

その原因としては、汗と湿気です。

 

シワシワのパンツだと、取引先などにネガティブな印象を与えてしまいます。

 

きちんとしている感をキープするのであれば、シワになりにくい生地を選ぶことも重要ですね。

 

アイロン掛けといった手間も省けるのも嬉しいですね。

 

・いつでも清潔な履き心地を出せるウォッシャブル機能

汗かきな人でなくても、夏は異常なほどの汗をかく夏。

 

いくら通気性の良いパンツでもそのまま放置しておくと、汗臭くなるだけではなく、菌が繁殖する恐れもあります。

 

ですが、履くたびにクリーニングに出すのは現実的ではないので、ウォッシャブル機能が搭載されているものを選ぶといいですね。

 

・グレーパンツ

ベーシックなグレーパンツにネイビーなどのシャツを合わせたら、清潔感、清涼感ある、こなれたムード漂うスタイルに仕上がりそうですね。

 

・ネイビーパンツ

夏らしくて涼しげなネイビーパンツはシンプルに白のシャツが相性いいかと思います。

小物はブラックのカバンなどにするとメリハリがついていいかと思います。

 

 

ここからは、お持ちのスラックスは自分に合っているのかというのをまとめています。

 

 

 

いくら良い生地のスラックスでも自分のサイズに合っていなければ残念ながら、あまりかっこよく見えませんし、着心地も悪いと思います。

 

 

どんなスラックスがかっこよく見えて、着心地が良いのでしょうか。

 

まず大切なのは、お腹周りとお尻のサイズを合わせて自分のサイズにすることで、スッキリとしたかっこいい見た目になりますね。

 

生地のあまりが好きではなくて、小さく作りすぎると一見ピタッとシルエットはよく見えたり、細く見えるかもしれませんが、着心地悪化と生地が擦れて破れる原因となります。

 

最近は、クールビズの影響によってこの時期はジャケットを着ない方も多くなっています。

 

ジャケット等で本来隠れていた場所が、露出してしまうので、サイズの合っていないスラックスを履いていると、ピチピチ・ダボダボが目立ってしまう時期にもなります。

 

ご自身で意識していないとなかなか気づかない場所なので、見直してみてくださいね。

 

ですが、今履いているパンツが、仮にピチピチ・ダボダボだとしてもそのパンツに慣れすぎてそのサイズが普通だと思ってしまい気づかない場合があります!!

 

普通だと思ってしまっていて、気づかず破れたとか、不格好にみられていたなんてことがあったらせっかくのオーダースーツが台無しで残念ですよね。

 

そうならないためにも自分のパンツを見直してみましょう!!

 

★脇のポケットの口が開いていないか

★タックが開いていないか

★お尻がプリッとなっていないか

 

がまず簡単にみられる場所かなと思います。

 

トレーニング等やっている方とか下半身の方が発達している方注意かもしれませんね。。

 

脇のポケットの口が開いていないか

 

この場合は、お尻周りが足りていない時に起こります。パンツの脇のポケットがパッカーンと開いてしまっている状態です。

 

パンツの足の部分の細さばかりを気にして、お尻周りを気にしていない人がなりがちです。

 

パンツを選ぶ際はまずお尻まわりを気にしてみましょうね。

 

ウエストはある程度調整できるので、オーダーメイドでサイズをしっかりと測り自分に合わせることをお勧めしますが、既製品を購入される場合でも、お尻で合わせるのを意識すると良いかなと思います。

 

タックが開いていないか

 

これは、先ほどの脇のポケットが開いていないか..と同じ現象で、ノータックのパンツではなく、タック入りのパンツで起きます。

 

ポケットが開いてしまうのと同様に、お尻周りが足りていません。

 

お尻がプリッとなっていないか(いわゆるプリケツになっていないか)

 

スーツ姿でプリケツは見ていて綺麗とは思えません。

 

プリケツになってしまう原因は、お尻まわりの寸法と渡り巾の寸法が小さいことによって起こります。

 

渡り巾とは腿の付け根の寸法のことで、オーダースーツでも足部分を細くしたいからと渡り巾を小さくしすぎるとこの現象が起こります。

 

男性の洋服は、少しゆとりがある方がカッコ良いと思います。

 

ブカブカ・ダボダボな服は論外ですが、綺麗な服には必ずと言って良いほど、ゆとりが存在します。

 

なんでも細くして、ピチピチな服にするのではなく、ゆとりをとりながら少し余裕のある洋服が大人らしく見えます。

 

自分の体型に合っていれば、シルエットも綺麗に見えます。

 

今履いているスラックスが小さすぎないか、大きすぎないのか是非今回紹介した3つのポイントを参考にしていただけると良いかと思います。

 

オーダースーツ屋さんでスーツを作れば、少し高いですが、自分の体型に合わせてカッコよく着こなせるスーツを作っていただけるかなと思います。