2019年秋冬の注目の【オーダーコート】【一生使える鉄板コート】

オーダーコート

にわかにオーダースーツ市場が成長しているといわれているなか

今注目したいのが【オーダーメイドコート】!

 

各テーラー、オーダースーツ店で取り扱いがある。

是非、2019年はオーダーコートにチャレンジしていただきたい。

 

オーダーコートのデザイン

チェスターコート(シングル)

 

正式には「チェスターフィールドコート」と言います。

19世紀にチェスター伯爵が着たのでこの名になったとか。

現在では最も一般的なスーツ用のアウターコートです。

スーツの上着を長くしたようなデザインです。

本来は上衿にビロード、前ボタンは見えないように比翼が正式だったようです。

ベルベットはフランス革命で処刑された貴族を悼むためとも言われます。

黒、チャコールグレー、ネイビー(濃紺)のものは冠婚葬祭用のコートとして利用いただけます。

チェスターコート(ダブル)

 

打ち合いがダブルになっているので防寒性は抜群です。

クラシックスタイルと共に注目を浴びています。

少し、ゆとりを持たせ、長めの着丈のものが今のトレンドです。

アルスターカラー(ポロコート)

 

上衿と下衿が同じ大きさの独特な襟が特徴です。

この襟型はアルスター地方の生地を売るためにデザインされたとも言われています。

19世紀末世界を旅する富裕層の旅行用のコートとして流行したと言われいます。

日本では昭和初期に流行しました。

背ベルト、タンナップ、アウトフレームパッチポケットが付属したものは特に「ポロコート」と呼ばれます。

ポロ選手が休憩中に着たのが由来と言われおります。

出自が富裕層向けという事もあり非常に「リッチ」な印象を与えるコートです。

数年前からイタリア系のブランドがこぞって提案して今では定番アイテム化しています。

 トレンチコート

 

「トレンチコート」はトレンチ用のコートの意味です。

「トレンチ」とは塹壕を意味します。

塹壕とは兵士が身を隠す堀を指します。

第一次世界大戦中にバーバリーが開発したと言われています。

第一次世界大戦後、男性の冬の定番コートとなりました。

本来は防水加工されたコットン製のギャバジン生地でしたが、現在ではウール生地でのお仕立ても定番なっています。

オーダーコートを注文する際の※注意点※

まず、【使用シーンをしっかりとスタッフに伝える。】こと。

 

オーダーコートはサイズ感が重要。

 

ジャケットを下に着ることを前提にするならカマ(アームホール)のサイズをは大きく。

カジュアルにニットの上に羽織るのなら小さく。

 

満足のいく【オーダーコート】を仕立てるには

信用できるスタッフと細かなコミュニケーションが必要だ。

 

※スーツ着用で来店すること※

オーダースーツ

 

オーダーコートはサイズ感が重要。

 

下に何を着るかでサイズ感が大きく変わります。

顧客の愛用のスーツを見ることで採寸師は好みのサイズ感がわかるもの。

 

※オーダーメイドコートは一生物

 

オーダーコートはお直ししながら使えば一生、使えます。

信頼できるアフターケアーのあるお店を選ぶべし。